クラブの紹介

アサヒ・ソアリング・クラブってどんなクラブ?

アサヒ・ソアリング・クラブは、普通の人がグライダーで空を飛ぶことを楽しむために、関宿滑空場を拠点として活動しています。
サラリーマンはもちろん、自営業、医者、看護士、公務員、消防士、などさまざまな職種の人がいます。
20台前半の人から、定年退職した人まで、年の差を感じさせないメンバーです。
それぞれ、週末になると、その日の天気と体力と財布にあわせ、フライトを楽しんでいます。

クラブ・メンバー

アサヒ・ソアリング・クラブは、アサヒ航洋の子会社であるAPIのクラブとして発足しました。
現在では、APIから独立して、クラブ員だけで運営を行っています。
現在では、会長をはじめとして、幹事、会員数約20名の会員数です。
毎年4月になると、クラブ員全員で総会を行い、予算、規則、運航等を話し合って決めていて、その年のクラブ員の考えが常に反映されています。
入会はいつでも受け付けていて、資格、年齢など、制限はありません。少しでも興味がある方は、ぜひともご連絡ください。いつでも大歓迎します。


クラブ員の構成

アサヒソアリングクラブのメンバーは、練習生、ライセンサー(免許持っている人)、教官、スリープ会員で構成されています。

練習生それまでグライダーの経験が無かったり、又は、ほかで免許取得に至らなかった人たちが、クラブに入って免許取得を目指しています。現在は、クラブで一番熱心な人たちです。
ライセンサーほかで免許を取得したり、クラブで免許を取得し、基本的に1人で飛ぶことが認められている人たちです。比較的皆さんのんびりしています。
教官
(飛行操縦教員)
クラブ内の教官をはじめ、クラブ以外からも、ボランティアで練習生の面倒を見ていただいています。経験がとても豊富な、頼もしい方ばかりです。操縦ライセンスのほかに、飛行操縦教育に関するライセンスを有しています。
スリープ会員一度入会したものの、何らかの理由で、クラブに遊びに来られなくなった場合、年会費を 支払わないことで、スリープ会員となります。本人が希望した場合以外、基本的に退会という扱いはありません。いつでも復帰することができます。

また、クラブの運営には、会長と、幹事が毎年総会で選ばれています。
幹事は基本的には教官、ライセンサーから選ばれます。幹事は、庶務係、会計係、運航係、機体係、機材係、をそれぞれ担当します。


飛ぶ

体験飛行

上の写真は私がアサヒ・ソアリング・クラブではじめて体験飛行した時の写真です、とてもよい写真です。
おっと、昇降計を見ると、少し上昇気流に恵まれているときのようですよ!

ライセンサー

さて、グライダーで飛行することはもちろんメインとなる活動です。
アサヒ・ソアリング・クラブが飛行を行う場合、基本的に土曜日か日曜日を活動日としています。
飛行活動にはいくつかの種類がありますが、主に練習生が飛行する練習日とライセンサーが飛行するジョイ・フライト、そのほか体験搭乗をメインとした活動日があります。
練習日の場合は練習生を指導する教官と、運航全体を管理するオペレーション・リーダー(運航リーダー)が必ずクラブにいます。
オペレーション・リーダーはライセンサーの中から毎週1人ずつ持ち回りで担当し、その日使用するグライダーの運搬や組み立てをリードしたり、運航の順序や終了時間を管理したりします。
ライセンサーの場合は、事前にフライトすることを宣言してあれば、活動日でなくても自前で準備を整えて飛ぶこともできます。

クラブ活動の一日の様子は「飛んだ一日」のページで詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

>>「飛んだ一日」へ>>


飛ばない時は

アサヒ・ソアリング・クラブには、雨や風などの天候のために飛べない、飛ばないとき、であってもいろいろとやることがあります。

整備

まず、機体の整備があります。機材は使用しているうちに消耗していきますので、適切な保全が欠かせません。
また、とくに年に一度行われる法定の「耐空検査」の前にはすべての機体について詳しい点検と整備が行われます。
降雨や強風などで飛べない場合は、絶好の整備のチャンスとなります。
機体の構造について知ることは楽しくもあり、安全で適切な飛行には欠かせません。
機体そのものだけでなく、運搬用のトレーラなどの整備もその対象です。
機械いじりが好きな方にはたまりませんね!

整備

整備

座学(学科講習)

飛べないときは座学、いわゆる学科の勉強をみんなですることもあります。
座学は教官が指導してくださいます。
普段は飛ぶことに忙しかったりするのでこうした機会にじっくり学んだり、ライセンサーであってもその内容を振り返るのはとても重要なことです。
機体の取り扱い方にはじまり、気象の読み取り方、空域や飛行コースの計画、航空法のこと、空を安全に飛ぶためには、多くの知識と判断能力が適切に培われて日々磨かれていかねばなりません。(人間はもともと空を飛べませんからね!)
長年飛行している方々からのアドバイスや経験談はとても役に立つでしょう、だからこうして仲間と会って話をするだけでも、何回かの高価な飛行練習に匹敵する効果があります。

座学

座学


宴会

ソロ祝い

練習生が教官の手を離れてファースト・ソロ(初の単独飛行)に成功したなら、皆でそれをお祝いします。
初めて1人で飛んだ、その感動がいつまでも忘れられないものとなります。
きっとあなたは嬉しくてその日一日いつの間にかニコニコしているに違いありません、それを支えてくれた方たちもきっと嬉しい瞬間なのです。
ほら、この写真、後席に教官が乗っていないでしょう?

ソロ

忘年会

アサヒソアリング最大の宴会は毎年12月初旬に行われる忘年会です。
毎年誰が忘年会幹事を担当するかは決めていませんが、担当する人によって内容が全然変わってしまうこともあります。
忘年会当日は、滑空場やその周辺あたりで宿泊の準備がされますので、深夜まで飲んで語っている方もよくいます。

忘年会