使用機材

アサヒ・ソアリング・クラブで使用しているグライダーおよび機材の紹介です。
アサヒ・ソアリング・クラブでは現在3機のグライダーを運用(※)しています。
※年度ごとに運用していない機体が出ることもあります。(たとえば単座機の搭乗者がいない場合など。)

ステップ・アップのできる貴重な環境

クラブの機体は複座機(練習機)、単座機、高性能単座機、といった3つのカテゴリとしてみることもできるので、ステップ・アップのある活動が可能です。
たとえば、初めてグライダーに臨む方は複座機を使用して訓練をし、訓練が進むにつれて単座機でフライとすることもでき、操縦ライセンスを取得したら単座機で十分な経験を積み、その後に高性能単座機へ移行する、といったイメージです。それには数年単位の時間を要するものですが、次第に技量を高めていける環境は目標を持ち続け、長年に渡ってグライダーでの飛行能力を高めていくことができる貴重なものだと言えるでしょう。
しかしどのグライダーを使ったとしても、楽しさは十分に味わうことができますよ!


GROB G103A TWIN Ⅱ ACRO (JA22AC)

JA22AC
クラブ内呼称は「ツイン」
アサヒソアリングクラブの複座練習機です。
2名搭乗できるので操縦訓練に使用でき、多くのグライダー・パイロットを育成してきており、またライセンサーのチェックフライトにも使用されているクラブでNo.1の働き者です。
とても広い操縦席、頑丈で安定した乗り心地、優れた滑空性能、見た目の美しさ、など複座練習機では最高レベルの機体です。
前席と後席の2つの操縦席があり、操縦操作は前後でリンクして同期するようになっています。
練習機といっても、ライセンサーが楽しむにも十分すぎる性能を持ち、またアクロバットも可能です。
詳細
グローブ式 グローブ G103A ツインⅡアクロ型
ドイツ製
製造年月日1983年7月8日
翼幅 17.5m 全長 8.18m 最大重量 580KG
最大速度 250km/h 滑空比 37:1
制限荷重倍数 +6.5G -4G

PZL BIELSKO SZD-51-1 ”JUNIOR” (JA2499)

JA2499
クラブ内呼称は「ジュニア」
複座練習機で一人で飛ぶことができるようになれば、次のステップ・アップとして、この単座(一人乗り)のグライダーで飛ぶことができるようになります。
とても操縦が簡単で、安心して一人で飛ぶことができます。複座のグライダーに比べ、とても軽快で、一人だけの大空を満喫できます。
初めての単座は生涯忘れられないほど、感激できます。
詳細
PZL ビエルスコ式 SZD-51-1”ジュニア型”
ポーランド製
製造年月日1992年3月10日
翼幅 15m 全長 6.69m 最大重量 380KG
最大速度 220km/h 滑空比 35:1

PZL BIELSKO SZD-55-1 (JA2525)

JA2525
クラブ内呼称は「ゴーゴー」
免許を取得し、十分な技量が身に付けば、この高性能の単座のグライダーでも飛べるようになります。
他の2機に比べて操縦性はシビアになりますが、レース用に作られたこの機体は格別で、行動半径も広がり、それまでのグライダーでは味わえなかった世界が待ってます。
詳細
PZL ビエルスコ式 SZD-55-1
ポーランド製
製造年月日1993年12月11日
翼幅 15m 全長 6.85m 最大重量 500KG
最大速度 255km/h 滑空比 44:1
制限荷重倍数 +6.5G -4G

機材トレーラー (ASC-KT01)

KT01
グライダーを運んだり機体清掃に必要になる道具や、パラシュートやバラストなどの飛行に必要となる装備品、机や発行記録簿など待機時の地上機材、そのほかお菓子やお茶など地上での待機も快適になる道具を積み込んでいます。
ほとんどの機材はクラブ員の手作りです。
このトレーラーもキットから皆で組み立てました!
詳細
3輪式
車両連結部装備
最大速度 荷物が飛び出さないまで。